徳島県西部I保健医療圏:地域医療を支える総合診療医を育てるシンポジウム(平成24年度「指導医養成プログラム事業」)

開 催 日:平成25年3月16日(土)

開催場所:つるぎ町立半田病院

講師:三瀬純一先生(自治医科大学地域医療学センター地域医療人材
育成部門准教授

参加人数:72名
半田病院職員:48名(医師12名、放射線技師3名、理学療法士1名、
管理栄養士1名、臨床工学技士1名、看護師12名、MSW2名、
事務職員16名)
職員外:24名(一般参加者2名、医師9名、看護師・保険師10名、医学生2名、
学識経験者(半田病院の経営アドバイザー1名))

開会:主催者挨拶つるぎ町立半田病院事業管理者沖津修
共催者挨拶徳島県地域医療支援センター副センター長谷憲治

Ⅰ.研修プログラム紹介つるぎ町立半田病院副院長須藤泰史
プログラムが必要な背景 : 帰学率について・プログラムの期待される効果等。
半田病院での研修プログラム(A.四国・美馬総合診療医育成プログラム、
B.にし阿波3病院連携総合医・専門医養成プログラム(案))についての解説。
病院職員における医師確保に対しての意識改革の必要性について。

Ⅱ.体験報告
徳島大学医学部医学科3年生川人圭祐 : 半田病院での体験実習について
徳島大学医学部医学科5年生松永直樹 : 西部保健医療圏Iでの実習体験報告。

Ⅲ.講演「地域医療の実践、また、そのキャリア形成に関して」
自治医科大学地域医療学センター地域医療人材育成部門准教授三瀬順一
どんな医師が求められているか? : 専門医・総合医・総合診療医・家庭医等
地域医療を担う医師の養成とキャリア形成 : 医学生・臨床研修制度・後期研修・
専門医制度・生涯教育・医局制度等
地域医療を支えるのは誰か? : 医師、スタッフ、行政、住民、大学等

Ⅳ.討論「地域医療を支える総合診療医の形成に向けて」
座長沖津修
シンポジスト : 上記発言者【谷・須藤・川人・松永・三瀬】、谷田一久【(株)ホスピタル
マネジメント研究所代表取締役:当院の経営アドバイザー】
これまでの発表に関しての討論。フロアーの参加者・演者間でも活発な意見交換。

半田病院職員や、近隣の医療施設の職員において、総合診療医をどのように育て、どのように確保していくか、そして、その必要性についての理解が深まりました。過疎地域において、共通の悩みであるこのような問題で、お互いの病院の交流を図ることにも貢献しました。(徳島県西部以外の徳島県南エリア、香川県南部エリアの医師も参加しての討議になりました。)
医学生の生の意見を聴くことで、今後の医学生実習を受け入れることにおいての心構えやどういうことを指導し、体験してもらうべきか等の方向性が見えました。
現在、専門医制度の移行期間中であり、総合診療医という第19番目の専門医とされるものがどのように考えられ研修制度が組まれようとしているのか、また、総合診療医を育てるすべ等について、日本の最前線におられる専門医師の意見を拝聴し、最新の知識と将来の傾向が分かりました。