新生児蘇生法「一次」コース(Bコース)講習会(平成26年度「指導医養成プログラム事業」)

開 催 日:平成26年5月20日(火)
開催場所:つるぎ町立半田病院
参加人数:17名(医師、看護師、助産師)

つるぎ町立半田病院にて平成26年第1回新生児蘇生法講習会を実施しました。講師として四国こどもとおとなの医療センター総合周産期母子センター長前田和寿先生をお招きし、当院所属のインストラクター2名とともに開催しました。受講者は、当院医師および看護師を中心に17名の参加が得られました。他施設からの受講者も受け入れました。分娩には、胎外生活への移行が順調に進行しない事例が少なからずあり、適切な蘇生処置が行われないと死亡する場合や重篤な後遺障害を残すことがあります。しかし、こうした事例のほとんどは、バックマスク換気を用いた用手換気のみで蘇生に成功します。今回の受講者はバックマスク換気を中心に研修を行いました。

受講者には、バックマスク換気をはじめとする新生児蘇生の知識と技術を身につけることができました。また、受講者の多くが講習会の最後に行われたテストで所定の得点を獲得し、日本周産期・新生児医学会の認定資格を得ることができました。今後、当院および地域の施設での周産期ケアの向上に役立つと期待されます。