活動報告

第1回徳島県立海部病院外傷セミナートレーニングコース(平成25年度「指導医養成プログラム事業」) (2013年6月21日)

開  催  日:平成25年5月12日(日)

開催場所:徳島県立海部病院

講   師:JPTECコースのインストラクター

参加人数:24名(医師、看護師、薬剤師)

 

 今回、JPTECコースのインストラクターの方々に院外における外傷診療の初期対応について直接ご指導頂きました。具体的には、携行する資機材の確認、感染防御、現場の安全確認、事故内容の把握、傷病者をどう観察しアセスメントするか、緊急度の高い外傷にどう処置をするか、傷病者からどのような内容を聞くか、病院に何を伝えるかなど、主に救急隊員が病院前で行う、外傷患者に対する標準的観察、処置プロトコルを学びました。

 また、実際の現場で使われているバックボードを使用し、傷病者の固定、ヘッドイモビライザーの取り付け、さらには車外救出など災害時や外傷時に最低限必要な知識や技術について学びました。

 

 コンセプトとしては、現場で観察すべき事は観察し、処置すべき事は処置をし、しなくても良いことはしない、ロードアンドゴー(緊急度の高い外傷患者)と判断される患者は5分以内に現場を出発し、適切な医療機関に適切な時間内に搬送し、PTD(「preventable trauma death(避けられ得る外傷死亡)」。現場で即死を逃れた外傷患者のうち、受傷後数時間以内に死亡する患者の約40%は初期診療における適切な観察と処置を行い、短時間のうちに適切な医療機関へ搬送して根本的治療を開始すれば死亡を回避できるといわれています。PTDはこれらが行われなかった外傷患者の死亡を指します。)を少しでも減らすことに主眼を置きました。

 このコースを通じて、prehospitalからinhospitalまで一貫した標準的な外傷診療・教育が学ぶことができ、今後の救急診療に必ず役立つと思われます。

 今後もこのような勉強会を開催して、徳島県の救急診療の向上に努めていきたいです。

 





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