活動報告

第3回JMECC徳島大学病院 (2015年1月27日)

開  催  日:平成26年12月14日(日)8:50~17:30

開催場所:徳島大学大学院ヘルスバイオサイエンス研究部医療教育開発センター

       スキルスラボ(以下、「徳島大学スキルスラボ」という。)

指  導  者:ディレクター1名、ブース長2名、インストラクター4名、

       アシスタントインストラクター4名、特別講演講師1名

受  講  者:10名

 

 

 JMECC(Japanese Medical Emergency Care Course;日本内科学会認定内科救急・ICLS講習会)とは、内科医が、心停止時のみならず、緊急を要する急病患者に対応できるよう、日本救急医学会策定の「ICLS」を基礎に、日本内科学会独自の「内科救急」をプログラムに導入した講習会です。日本内科学会では認定内科医試験における救急蘇生講習会の受講にJMECCを推奨していることから、地域医療の充実を目的とした日本内科学会認定内科医および総合内科専門医の育成にはJMECC受講者を増加させることが必要です。日本内科学会では年間3000名以上の受講者が必要と見積もっており、徳島県では20~30名以上の受講者を毎年確保することが必要と考えられます。平成29年度からの新専門医制度ではJMECCが内科専門医研修カリキュラムに盛り込まれることで、その受講が必修化となる予定であり、受講者の増加が予想されます。さらに、日本内科学会では教育病院でのJMECC開催を認定教育施設の認定基準と位置付けることを決定し、大学病院においては平成26年度中までに1回以上、全教育病院においては平成28年度中までに1回以上の開催を目標としています。しかしながら、現状では全国的に受講枠が限られており、また、徳島県ではディレクター資格を有する者がおらず、ブース長、インストラクター、アシスタントインストラクターの有資格者も少人数であることから、徳島大学病院をはじめとする日本内科学会の教育専門施設が主導してJMECCを定期的に開催し、その受講者を増やし、さらには指導資格を有する者を育成していくことが急務です。

 

 現状では、地方におけるJMECC開催は、指導者不足や場所および設備の問題により、きわめて立ち遅れていることが問題となっています。徳島県地域医療支援センターでは、平成24年度に日本内科学会主催による徳島大学スキルスラボでのJMECCへの参加助成を行い、それを基盤として、平成25年度ならびに今年度に、徳島大学病院との共同主催によって開催することができました。また、この過程で、ブース長、インストラクター、アシスタントインストラクターの資格を有する者を育成するとともに、徳島大学スキルスラボにおけるJMECC開催の体制を整えることができました。これによって次年度以降も徳島大学スキルスラボでJMECCを定期的に開催することが可能となりました。

 

 徳島大学の設備と徳島県内の教育病院等の人的リソースを活用しながら、徳島県地域医療支援センター事業としてJMECCの定期的開催の体制を確立できたことは、内科専門医を目指す若手医師の徳島を拠点としたキャリア形成において非常に大きな意義があり、救急医療能力の育成を通して、診療レベルの向上にも寄与するものです。







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