活動報告

診療ガイドライン利用者のための GRADE ワークショップ (2017年3月24日)




 

・日   時:平成 28 年 8 月 28 日(日) 13:00-16:30 

・場   所:徳島大学蔵本キャンパス 附属図書館蔵本分館

・講  師:南郷 栄秀氏 (東京北医療センター 総合診療科 医長)

・対 象 者:徳島県内の地域医療に従事する医師および医療関係者など

・参 加 者:16 名(学外病院医師 3 名,学内教職員 11 名,学生 2 名)

・主  催:徳島県地域医療支援センター

・共  催:徳島大学附属図書館 蔵本分館

 

【実施概要】

 参加者は事前課題として,診療ガイドラインの形式評価に用いられる国際基準「AGREEⅡ」を使い2つの診療ガイドラインを評価した。また,診療ガイドライン作成に用いられる国際基準 GRADE systemの概要についての動画を視聴し,理解度のテストを行った。

 当日は,事前課題で行った各自の評価結果をもとに,評価した要因や 2 つのガイドラインの相違点,臨床現場で使用する際にどのような点に気をつけるべきかについて,グループでディスカッションおよび発表を行った。

 また, GRADE system に準拠して作られている ARDS 診療ガイドラインについて,1つの CQ(クリニカル・クエスチョン)を例に取り,構成内容やエビデンスの質を評価する方法,推奨文の決定方法について講義が行われた。

 最後に,EBM 実践の4要素「エビデンス」「患者の病状と周囲を取り巻く環境」「患者の好みと行動」「医療者の臨床経験」に診療ガイドラインの内容を組み込んで,患者にどのように適用するかについて,グループでディスカッションおよび発表を行った。
参加者は非常に積極的に参加し,質疑応答も活発に行われた。

 

【成  果】

 アンケートでは新たに得られたこととして「アウトカムを中心とした診療ガイドラインの使い方」「診療ガイドラインの臨床への応用方法」「患者中心の医療とは何か,ということ」などが挙げられており,ワークショップに参加したことで,EBM の実践において重要な役割を果たす診療ガイドラインの内容を正しく把握し,推奨内容を目の前の患者にどのように適用するかについて理解が深まっている。本ワークショップの実施により,地域医療を担う医師及び医療関係者等の質の向上を支援することができた。

 

 

 

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