活動報告

エビデンスに基づく医療を実現するEBMワークショップ (2017年3月24日)




  • 日時:平成28年10月8日(土) 13:00-18:00
  • 場所:徳島大学蔵本キャンパス 附属図書館蔵本分館
  • 講師:福岡敏雄先生 (倉敷中央病院 救命救急センター長)
  • 対象者:徳島県内の地域医療に従事する医師および医療関係者など
  • 主催:徳島県地域医療支援センター
  • 共催:徳島大学附属図書館 蔵本分館

 

【実施概要】

 参加者は 6 名程度のグループに分かれて講義の聴講とグループワークを行った。講義では、医療現場での疑問を課題の形に変えるポイントとして疑問を「PICO」(P:Patient/Population どんな患者に、 I:Intervention どういうことをすると、C:Comparison 何に比べて、O:Outcome どうなるか)という形にまとめることが示された。また、グループワークで読む論文に使用されている研究デザイン「ランダム化比較試験」を評価するためにどの部分に注目して読むべきかの解説が行われた。また,研究結果を理解するために必須の統計知識として P 値(危険率)と 95%信頼区間という2つの指標についての解説が行われた。

 グループワークでは、シナリオ,課題論文,チェックシートに沿ってディスカッションを行い,チェックシートの設問に対する回答等を各グループで模造紙に書き出していった。ディスカッション終了後,グループごとにディスカッションの結果や疑問に思った点を発表した。講師からは論文中で行われた解析方法についての補足説明等があった。また、話題提供として食物アレルギーのシステマティックレビューと動物アレルギーのコホート研究について紹介が行われた。

 最後に,振り返りとしてワークショップの感想や疑問に思ったことをグループで共有する時間が取られ、参加者は講師やチューターと和やかに話し合っていた。 

 

【成  果】

 アンケートでは新たに得られたこととして「PICO について」「論文の読み方や臨床への応用」などが挙げられており,ワークショップに参加したことで,EBM の実践方法について理解が深まっている。また、論文で使われている解析方法についての記述も多く、単に研究デザインでエビデンスの質を判断するのではなく、研究内容について吟味できるようになったことが伺える。本ワークショップの実施により,地域医療を担う医師及び医療関係者等の質の向上を支援することができた。

 

 

 

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