活動報告

「第14回総合診療の指導力育成事業(徳島GMラウンド)」 (2018年1月20日)

  徳島県内で地域医療に携わる若手医師の総合診療能力の向上ならびに指導医の指導力の向上の一環として、徳島県地域医療支援センター主催の「徳島GMラウンド」。第14回を徳島健生病院が担当しました。参加者は延べ38名で、医師(指導医)12名、研修医11名、看護師6名、他MSW等9名の参加がありました。開会挨拶を徳島県地域医療支援センター長(徳島大学病院長)の永廣信治先生よりいただき、司会を徳島健生病院の松田副院長により進められました。

 

1.日時 2018年1月20日(土) 13:00-17:00

 

2.場所 徳島大学日亜ホールwhite

 

3.講師 服部健司先生 群馬大学大学院医学研究科教授

 

4.テーマ 『臨床現場の倫理問題に正しい答えは出せるか』

 

5.プログラム

12:30-13:00 受付

13:00-13:45 講演1「臨床倫理の方法」

13:45-14:00 ドラマケース1供覧

14:00-15:00  ドラマケース1検討

15:00-15:15 (休憩)

15:15-15:45 講演2「臨床倫理のコツ」

15:45-16:00 ドラマケース2供覧

16:00-17:00 ドラマケース2検討

終了

 

6.内容

  倫理には「べき」という善悪の倫理と「それもあり may」(許容範囲)という倫理があり、国や地域によっても変わることがあるということを教わりました。また臨床倫理のコツとして、ケースをより理解することが重要であり、疾患についての診立てとともにその人の「人となり」や「価値観」や人間関係などを理解し、画一的な公式にあてはめず、ひとりひとりにあった問題解決の方法を探ることが大事であるといわれました。ドラマケースでは「なぜ」という疑問をあげ、そこから潜んでいる情報を整理していく手法により、参加者とディスカッションが行われました。

  感想には、自分のみでは思いつかなかった意見や考え方をディスカッションで聞けて非常に興味深かった。ケースを深くほり下げて、様々な見方を考えていくのが非常に楽しかった。同じ場面を経験しても全く違う解釈をしていることが興味深かった。などを寄せていただきました。

 

7.まとめ

  今回のGMラウンドのテーマ「臨床倫理」は医学的なアプローチだけでなく、個人・家族の価値観にも配慮しながら「より良い」方法を検討する必要があることを考えるよい機会となりました。今後の活動に活かしていただければ幸いです。

最後になりますが、徳島県地域医療支援センターをはじめ多くの医療機関の皆様のご協力により無事開催することができましたことお礼申し上げます。

 

 





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