活動報告

「第17回総合診療の指導力育成事業(徳島GMラウンド)」 (2019年10月19日)

 徳島県内で地域医療に携わる若手医師のキャリア形成支援事業の一環として、徳島県地域医療支援センターが主催している「第17回徳島GMラウンド」を吉野川医療センターで開催しました。講師に福岡県済生会福岡総合病院臨床教育部部長・総合診療科主任部長の田中和豊先生をお迎えし、「酸塩基平衡の歴史と評価法」をテーマにご講演いただきました。参加者は研修医14名、指導医18名、学生4名、その他の職種9名の合計45名でした。

 

プログラム

12:30~13:00 受付

13:00~13:05 開会挨拶:赤池雅史先生(徳島県地域医療支援センター副センター長)

13:05~14:05 症例検討1:大倉佳宏先生(徳島大学病院総合診療部)

14:15~15:15 症例検討2:田中和豊先生(福岡県済生会福岡総合病院)

15:30~17:00 講演会・質疑応答

          テ  ー  マ:酸塩基平衡の歴史と評価法

          講   師:田中和豊先生(福岡県済生会福岡総合病院)

            閉会挨拶:佐藤宏彦(吉野川医療センター臨床研修委員長)

 

  症例検討1では、吉野川医療センターから発熱、皮疹を主訴とする症例を2例提示し、研修医と学生が2グループに分かれ、臨床推論を行いました。1例目の成人伝染性紅斑では二峰性の経過、2例目の薬剤過敏性症候群では特定の薬剤の服用と発症までの期間が多くの鑑別疾患から診断に至るポイントであると、大倉先生から解説していただきました。

  症例検討2では、田中先生から傍腫瘍神経症候群による嚥下障害を初発症状とした小腸原発悪性リンパ腫の症例を提示いただきました。これまでに経験したことがない症例に遭遇しても、目の前で起きている現象に対して検査、治療を進め、症例の検索を行うと診断に至ることができるため、勇気をもって診療することが重要であると教えていただきました。

  講演会では、田中先生から「酸塩基平衡の歴史と評価法」をテーマに講演していただきました。酸塩基平衡の歴史を知ることで、混乱している酸塩基平衡の評価法の理解が容易となりました。また、Bostonアプローチを用いると複合した酸塩基平衡障害をより詳細に評価できることを、実症例を用いて教えていただきました。

  最後になりますが、徳島県地域医療支援センターをはじめ、多くの医療機関の皆様のご協力により、第17回徳島GMラウンドを無事開催することができましたことを厚くお礼申し上げます。

 

 











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